移住目的であればどんな留学が良いの?

今回は前述の留学(語学留学・大学留学)から派生して、
『移住したいのでとりあえず留学』の方々の為、移住手段と親和性の高い留学を紹介します。
目的の為に留学を活用するパターンですね。大使館に怒られそうですが、よく聞かれるので書いてみようと思います。

①国際結婚
言わずと知れた現地でパートナーを見つけて結婚をする。シンプルイズベストな方法。
お金があればアメリカ国籍の方が偽装結婚してくれたりもする。

親和性の高い留学
語学留学★★★☆☆
大学留学★★★★★

語学留学の場合、基本的にクラスメイトは同じ留学生の為、アメリカへの移住目的の場合は親和性がひとつ下がる。
しかしながらアメリカに居ながらよりどりみどりの国際結婚チャンスがあると捉えることもできる。
アメリカ人狙いの場合は地元の人と出会えるように立ち回る必要がある。
(例:飲食店でのアルバイト・片っ端からパーティーやイベントに参加・所かまわずナンパ)

大学留学の場合は親和性文句なしで、そもそもクラスメイトがアメリカ人、クラスで話す機会十分、と書いているだけでわくわくする。
管理人の経験的に話しかける口実なんていくらでもあった。
留学生の特権であるわからないふり『ごめん!プロフェッサーの言っていることがわからなかったんだ、課題なんだって?』とか、
健気な留学生のふり『今度のグループワーク、一緒にやらない?留学生としての視点から役に立ちたいんだ。』とか連絡先を交換する口実はいくらでもあった。
そうやって仲良くなったらあとは一緒に課題をやったり、食事に行ったり、まさに素敵なカレッジライフから国際結婚の階段を登ることができる。
管理人も当初そのはずだったが、男女の関係になるところでいつも失敗するので、この先の攻略法は誰か教えてください。

話が脱線しましたが、アメリカ人との国際結婚狙いの場合は大学留学がベストです。
大学内にキャンパスを構えている語学学校もあるので、興味のある方はお問い合わせください!

②O-VISAの取得
正式名称『卓越能力者ビザ』、仰々しく聞こえるので噛み砕くと
『割とすごい技術持ってます!アメリカの人達に貢献したいので長期滞在させて!』簡潔に言うとこんな感じの主張が通ったVISA。
寿司職人などがど真ん中の例だが、美容師であったり、アーティストであったりと、出身国固有のものでなくても実績が認められればOK。

親和性の高い留学
語学留学★★☆☆☆
大学留学★★★★★

語学留学の場合は、既にそのO-VISAとなる核の特殊能力が備わっている必要がある。
美容師やダンサーの方であれば、すでに日本でまとまった経験があって、受賞歴があることが必要となる。
この為、VISAの取得にあたって語学学校の有無はあまり関係がない。
現地で英語を勉強しながら情報収集をすることはできるので、その点では語学留学も有効。

大学留学の場合、新たに何らかの能力を身に着け、その上でVISA取得に向けた一気通貫の動きができる。
アーティストやデザイナーが筆頭格で、大学内外でコンテストに片っ端から参加し、受賞歴を積み重ねていくのがVISA取得のセオリーとなる。
インターンで有名事務所に所属してバックグラウンドを充実させるのも手。
その為には大学の持つパイプを使うのが効率的な為、大学留学は本要件にかなり親和性が高いということになる。

③H-1 VISAの取得
就労VISAのこと。
VISAを取得したい本人がアメリカに対して単独申請をするでなく、企業と共同で申請をすることになる。

こんな図式
『申請者・雇用主(会社)⇒アメリカ大使館』

※この記事を読んでいる方のほとんどは現地採用からのVISA申請を目指すことになります。

親和性の高い留学
語学留学★☆☆☆☆
大学留学★★★★☆

語学留学の場合は、かなり状況が厳しくなる。
というのも、会社側もVISA申請に当たって大使館に『なぜこの人じゃなければならないのか』という理由を明示する必要がある。
考えてみれば当たり前の話で、VISA申請の必要のない現地の人を雇った方が明らかに効率が良く、それを差し置いてなぜ?ということになる。
この理由が曖昧だともちろん大使館はVISAを却下する為、会社側としてもリスクは取らない傾向にある。
語学留学生がこの状況を打破する為には上記を差し置いても会社が採用をしたくなるようなメリットを備えてなければならない。

大学留学の場合も上記同様『なぜこの人じゃなければならないのか』の壁はあるものの、アドバンテージもある。
移住目的で大学留学をする場合はアメリカが求めている人材になる、早い話が需要のある専攻で大学を卒業すれば良いだけだからである。
サイバーセキュリティなんかは需要が高いらしく、高給で現地企業に採用をされたという話をよく聞く。
また、大学留学の場合は伝家の宝刀『OPT』期間を活用して、現地企業で有給インターンをすることができる。
企業側としては試験採用をができる為、気に入らなければOPT期間終了とともにあっさり契約終了ができるし、有用と判断すればそのまま採用ができる。
学生としてもOPT期間中に有用ということがアピールできればその企業にVISAスポンサーになってもらうことができる。
Win-Winな状況があるので、大学留学予定かつ、移住目的がある方はこの制度を活用しない手はないだろう。

④Green Cardの取得
アメリカでは年に一回、永住権の抽選をやっています。
https://dvprogram.state.gov/

親和性の高い留学
語学留学—–
大学留学—–
※準備要素なし

ただ単に抽選サイトから応募をするだけなので日本国内から挑戦可能。もちろん英語のサイトです。
『面倒臭いな、やってよ!』という方はこちらからお問い合わせください!

⑤E-VISAの取得
投資家VISAのこと。アメリカの企業にこれだけ投資してくれたら住んでいいよ、な資本主義もろ出しのVISA。
ハードルは年々上がり、いまでは5,000万円超必要とか。

親和性の高い留学
語学留学—–
大学留学—–
※金さえあればいい

これを目指せる方は有り余るほどのお金があると思うので、うちではなく有名弁護士事務所なんかに相談した方が良いと思う。

⑥不法滞在
ESTA(観光VISA)もしくは学生VISAで入国して、そのまま居座る過激派の手段。
バレれば強制送還且つしばらくアメリカの地は踏めない。

親和性の高い留学
語学留学—–
大学留学—–
※もはや留学という枠から飛び出しています

⑦国籍を買う
メキシコ人が売ってくれるらしい。あまりに犯罪的なので詳細は不明だが、そのようにして国籍を手に入れたという日本人に会ったことがある。

親和性の高い留学
語学留学—–
大学留学—–
※もはや社会通念の枠から飛び出しています

カウンセリング中の聞かれることが多い順に書いてみましたが、現実的なラインはギリギリ④くらいまででしょうか。。
⑥⑦は可能性を感じてもやらないでください。苦笑
需要があればまた各項目について広げて書いてみようと思います!

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