イントロダクション
アメリカの大学に留学するという選択肢は、まさに「王道中の王道」。現地の大学を卒業し、学歴やスキルを武器にキャリアを築きたいと考える方には非常に魅力的なプランです。しかし、「メリットとデメリットをしっかり理解したい」という声も多いため、今回は大学留学の本質を掘り下げて解説します!
「アメリカの大学の出願方法」や「大学の特徴」といった情報は他社さんが素晴らしい記事をたくさん書いているので、ここでは大学留学のメリットとデメリットだけに絞ってお伝えします。進学を迷っている方は、ぜひ最後までお読みください!
アメリカ大学留学のメリット
1. 学歴として残る
アメリカの大学を卒業すれば、履歴書に堂々と学歴として書けます。これは、特に一般企業への就職を考える方には非常に大きな強みです。
実際、私自身が27歳で就活を始めたとき、アメリカの大学卒業資格を武器に複数社から内定をいただきました。また、同期の中には28歳で職歴がキャバクラのみという方が有名企業に内定した例もあります。大学留学は、将来の就職を考える方にとって非常に価値のある選択肢です。
2. 英語力が格段に向上する
語学学校では「英語を勉強する」ことが目的ですが、大学留学では英語を使って他の学問を学ぶため、英語力がネイティブに近づきます。学術的な英語を含め、総合的なスキルを磨けるのが大学留学の特徴です。
3. アメリカ人の友人ができる
大学ではクラスメイトの多くがアメリカ人。彼らとの日常的な交流を通じて、文化や価値観を直接学べます。語学学校ではクラスメイトが留学生中心のため、アメリカ人との接点は大学の方がはるかに多いです。
4. アメリカ内で合法的に働ける(OPT制度)
大学を卒業すると、**OPT(Optional Practical Training)**という制度を利用してアメリカ国内で1年間、有給で働くことが可能になります。この期間中にSSN(日本のマイナンバーに相当)を取得し、現地企業とのつながりを深めることもできます。さらに、この期間に企業がビザスポンサーとなれば、長期就労も視野に入ります。
アメリカ大学留学のデメリット
1. 入学条件が厳しい
大学に出願するためには、TOEFLやIELTSで高スコアを取る必要があります。また、多くの大学では留学生に対して「プレースメントテスト」を課しています。これは英語力を再確認するテストで、不合格になると英語準備コースからスタートしなければならないため、注意が必要です。
2. 学費が高い
アメリカの大学は学費が非常に高額です。以下は、ニューヨーク市立大学(CUNY)の例です:
- コミュニティカレッジ(2年制大学):年間約9,600ドル
- 4年制大学:年間約18,600ドル
さらに、「奨学金を学費に充てたい」と考える方も多いですが、実際に留学生が受けられる奨学金は非常に少ないのが現状です。アメリカの奨学金は基本的に自国民を対象としており、留学生向けのものは成績がトップクラスの学生に限定されるケースがほとんどです。
そのため、大学進学を目指す場合は、自分で資金をしっかり準備するか、成績で上位に入れるよう努力が必要になります。
大学留学を検討するべき人とは?
アメリカの大学留学には多くのメリットがある一方で、入学条件や費用といったハードルもあります。それでも「学歴を手に入れたい」「英語力を飛躍的に伸ばしたい」「アメリカで働くチャンスを掴みたい」という方には、大学留学が大きな一歩になるでしょう。
語学学校との違いは?
大学留学は明確な目標を持つ方に向いていますが、「費用を抑えたい」「英語をまず基礎から学びたい」という方には語学学校の方が適しているかもしれません。語学学校は初期費用が低く、短期留学にも対応しているため、まずは気軽に留学を試したい方にはおすすめです。
当社では、語学学校留学を中心にサポートしています。「まず語学学校から始めたい」という方は、ぜひご相談ください!一方で、大学進学を希望する方には、提携のあるエージェントをご紹介することも可能です。
まとめ:アメリカ大学留学は挑戦する価値がある!
アメリカ大学留学は、多くのメリットを持つ一方で、入学条件や費用の面で慎重な計画が必要です。それでも、この挑戦を通じて得られる学歴や経験、英語力は、あなたの未来を大きく広げるでしょう。
「自分に大学留学が向いているのか分からない」「まずは語学学校で準備したい」など、どんなお悩みもお気軽にご相談ください!一緒に最適な留学プランを見つけましょう。
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