カテゴリーアーカイブ 留学のススメ

留学の素晴らしさは自分の枠が大きくなること

米国の大学を訪れると、何とも言えない自由な雰囲気に包まれます。ヨーロッパから受け継いだ伝統、自由を重んじる価値観、社会からの尊重が、こうした雰囲気を作っているのでしょう。

国際化の第一歩は、知らず知らずのうちに染みついてしまった既定概念を、自由な雰囲気の中で脱ぎ去ることから始まります。

授業では、自分はどう考えるのかということが繰り返し問われます。正しい答えがあるという受験勉強をしてきたものにとっては、乗り越えなくてはならない壁です。自分の考えを説得力を持って説明する、これが世界で通用する合理的なコミュニケーション力の基礎になります。

人材価値=実力x国際力

日本では、自国経済が縮小するので、国際力があるかないかが決定的となります。すでに多国籍企業では、グローバル人材という新たな人材層が生まれています。

世界中で活躍できる人と、その国でしか働けない人の間には、給与待遇にして数倍の差があります。その差はこれからさらに広がっていくでしょう。

教育の目標を、社会に飛び立つ20代半ばまでに、「実力と国際力の土台作りをすること」としましょう。実力は日々の研鑽、様々な経験で身に着けていくことができます。

一方、国際力は既存の教育では身に着かず、海外と接しなくては身に着きません。だからこそ、留学という選択肢が大切になります。

20歳半ばまでに国際力の土台を作った人が勝ち残る

日本の人口動態は想像を絶します。今の子供が壮年期を迎える2050年には、生産年齢人口(20~64歳)4割弱減少、65歳以上が4割を占めます。

日本の内需が減少することは明らかで、小さくなるパイを奪い合うローカル人材と、成長していく世界経済で活躍できるグローバル人材では、とてつもなく大きな差が生まれます。

人材の価値は、その人の実力と実力を発揮できる広さで決まってきます。実力とは知識、経験、人間性、実行力などの仕事力です。一方、広さはグローバル経済では国際力といえます。

実は、今が留学のチャンス

国別の紹介を見ると、なんと、日本人は学年1700人中わずか1人。目を疑いました。これが、うわさに聞いていた日本人の海外留学生減少の実態ということなのでしょうか。

ほかの大学も事情は同じです。米国全体で見ても、日本人留学生はピークの半分以下。もはや、キャンパスに日本人の存在感はありません。

ショックでした。留学生が少なくっていることは聞いていましたが、ここまで少ないとは・・・。

ただ、これはチャンス到来とも言えます。米国の大学は多様性を求め日本人を歓迎しています。テストで足切り点をクリアして、魅力あるエッセイを提示できれば、合格できる可能性はとても高い。応募人数が多過ぎて能力があろうと落とされてしまう中国人とは大違いです。

また、日本に不足しているのは国際的な人材です。大学からも世の中からも望まれていることが起きていないのだから、行動さえ起こせば、実現する可能性が高く、メリットは大きいのです。

日本の先行きには厳しいものがあります。行動を起こさなかったときのペナルティは大きい。もし自分が今、若者だったら、とても日本の教育制度やレガシー企業に身を任せようとは思えません。